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紫式部日記의 濟院 中裝の君の段에 관한 고찰

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Alternative Title
紫式部日記 濟院 中裝の君の段についての一考察
Abstract
「紫武部日記」에는, 그날그날의 宮廷일을 기록해 놓은 부분과 성격을 달리하는 또 하나의 부분이 있다. 공식적 기록부분이 외부사건을 객관적으로 써 놓은 것이라면, 이 부분은 작자의 주관이 살아있는 수상형식으로 되어 있다. 이 부분을 다시, 작자자신의 思考를 묘사한 부분과, 對他人批評을 적은 부분으로 나눌 수 있는데, 그 가운데서 濟院中扶의 段은 후자에 넣을 수 있을 것이다.

이 段에 있어서, 작자는 中宮彰子 後宮의 분위기와 選子內親王 濟院의 분위기를 비교하고, 작자가 속해있던 彰子後宮에 대한 世評에 대해 변명하고 있다. 이 때 작자의 논리 전개에는, 후궁집단간에 일어날 수 있는 경쟁의식이 강하게 표출되어 있다. 작자에 의하면, 彰子의 후궁집단이 사교성에 있어서는 뒤떨어지는 것을 인정하지만, 문학적 재능에 있어서는 결코 다른 후궁들에 뒤떨어지지 않는다는 것이다. 이를 실제로, 당시의 후궁들의 文藝活動의 측면으로부터 조사해 보면, 작자의 주장이 반드시 무리한 것만은 아니라고 생각된다. 오히려, 작자가 속해있던 中宮은 平安時代뿐만 아니라, 전일본 문학사상에 뚜렷한 발자취를 남긴 여류작가가 일시에 배출된 특이한 집단이었음을 인정하지 않으면 안되는 것이다.
紫武部日記には, 日次による宮廷公事記錄の部分とは違った性格を持つ今一つの部分がえる. 記錄部分が外部の事件を客觀的に書きとめているのに對して, この部分は作者の主觀を通した隨想の形式になっている. この隨想部分をさらに, 作者が自己の思考を表白した痼所と, 他人に對する批評の痼所とに分けることができる. その中で,濟院中扶の君の段は後者に入れるべきであろう. この段において, 作者は中宮彰子の後宮と選子內親王の濟院とを比較し, 我が方すなわち彰子後宮を弁護している. その際, 作者の論理の展開には, 集團間に起り得る競爭意識が强く表われている. 作者によれば, 彰子後宮は, 社交性によいては劣ると認められるが, 歌の才能においては決して他の後宮に劣らないというのである. これを實際に, 當時の彰子後宮と選子內親王の女房たちの文藝活動の方面から調べてみると, 作者の主張は必ずしも强弁ではないと考えられる. むしろ, 長者後宮は平安時代のみならず, 全日本文學史上に鮮やかな蹴を殘す女流作家たちお一時に輩出した特異な集團であったことを認めなければならないのである.
紫武部日記には, 日次による宮廷公事記錄の部分とは違った性格を持つ今一つの部分がえる. 記錄部分が外部の事件を客觀的に書きとめているのに對して, この部分は作者の主觀を通した隨想の形式になっている. この隨想部分をさらに, 作者が自己の思考を表白した痼所と, 他人に對する批評の痼所とに分けることができる. その中で,濟院中扶の君の段は後者に入れるべきであろう. この段において, 作者は中宮彰子の後宮と選子內親王の濟院とを比較し, 我が方すなわち彰子後宮を弁護している. その際, 作者の論理の展開には, 集團間に起り得る競爭意識が强く表われている. 作者によれば, 彰子後宮は, 社交性によいては劣ると認められるが, 歌の才能においては決して他の後宮に劣らないというのである. これを實際に, 當時の彰子後宮と選子內親王の女房たちの文藝活動の方面から調べてみると, 作者の主張は必ずしも强弁ではないと考えられる. むしろ, 長者後宮は平安時代のみならず, 全日本文學史上に鮮やかな蹴を殘す女流作家たちお一時に輩出した特異な集團であったことを認めなければならないのである.
Author(s)
진선향
Issued Date
1989
Type
Research Laboratory
URI
https://oak.ulsan.ac.kr/handle/2021.oak/4734
http://ulsan.dcollection.net/jsp/common/DcLoOrgPer.jsp?sItemId=000002024678
Publisher
연구논문집
Language
jpn
Rights
울산대학교 저작물은 저작권에 의해 보호받습니다.
Citation Volume
20
Citation Number
1
Citation Start Page
117
Citation End Page
135
Appears in Collections:
Research Laboratory > University of Ulsan Report
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